かくれんぼ 視聴率と評価にOSTまとめ徹底レビュー!イ・ユリの演技が光るマクチャンドラマ
概要

18年にMBCで放送された韓国ドラマの「かくれんぼ」です。
主演にイ・ユリ、ソン・チャンウィ、オム・ヒョンギョン、キム・ヨンミン。

化粧品会社の後継者と秘密に満ちた運命を描いたストーリーで、視聴率の推移が話題になりました。
全48話の長編ですが、刺激的な展開が視聴者を引きつけたようです。

かくれんぼの視聴率は?

1. 放送形式と初回スタート

かくれんぼは48部作のドラマですが、1部2部制で考えれば全24部作のドラマになります。
週1の放送で土曜日に4話(実質2話)という珍しい放送スケジュールですね。
初回は3.2%と低い視聴率ですが、これが自己最低視聴率。
初日は4話で8.1%を記録するなど悪くない視聴率ですね。

2. 二桁視聴率の達成

14話で初の二桁となる10.2%を記録していますが、特に視聴率は伸びず。
それでも中盤から徐々に数字を上げ、終盤は視聴率を13%台まであげました。
視聴者の反応を見ると、この安定した上昇が評価されていたようです。

3. 最終回のピーク

最終回で自己最高視聴率15.4%を記録しています。
これは18年の同枠ドラマでは最も高い視聴率になりますね。
同時間帯の競合ドラマを上回る結果で、終わりよければすべてよしという感じです。

4. MBCのドラマ枠の文脈

MBCといえば視聴率が最も出ない地上波放送局ですが、良いドラマを作ることで知られます。
18年の同枠ドラマは「カネの花」、「契約主夫殿オ・ジャクトゥ」、「別れが去った」。
黄金期とまでは言わなくとも、評判の良いドラマを放送していますね。

5. 視聴率の全体評価

そんな中で最高視聴率を記録したんだから視聴率面は文句なしですね。
4話連続放送なんて視聴者は疲れそうですけど、没入度を高める良い作用があったようですな。
平均視聴率も10%前後で、MBC週末ドラマとして成功した部類に入ります。

かくれんぼの評価は?

6. 視聴率と作品性のギャップ

視聴率に関しては文句なしなのですが、だからといって作品性の評価が高いかと言えばそうでもないんですよね。
前作の「別れが去った」がウェルメイドドラマと言われるほど作品性が高いので、よりギャップがあるのかもしれません。
韓国でのレビューを見ると、視聴率の高さと評価の分かれ目が話題でした。

7. マクチャン要素の特徴

日本版の予告動画を見ればよくわかるように、俗にいうマクチャンドラマです・・・。
とにかく序盤から刺激の強い展開で、キャーキャー騒ぐタイプのドラマですから。
家族の秘密や復讐が絡むストーリーが、典型的なマクチャンらしいです。

8. 展開のマイナス点

刺激が強いドラマでもスッキリとする展開ならいいのですが、そうでもないみたいですからね。
苦しい展開が続くのもマイナスではある。
特に、後半の復讐劇が主人公の苦しみを強調しすぎて、視聴者を疲れさせたという声がありました。

9. イ・ユリの演技の評価

それでも良い視聴率を記録したのは、イ・ユリの存在が大きいとされます。
マクチャンドラマでもそれを感じさせないイ・ユリの演技が高評価ですね。
逆にイ・ユリの演技以外は、韓国での評価はイマイチだと思っていいのかも。
2018年のMBC演技大賞でイ・ユリが週末ドラマ部門の優秀賞を受賞したのも納得です。

10. 期待値の影響

18年の同枠ドラマが良いドラマばかりなので、期待値が高くなりすぎた面もあるのかな。
後続作の「イモン」のように視聴率が落ちているわけではないですし、かくれんぼも悪いドラマではないんでしょうけどね。
役者目当てで見るならともかく、作品性を期待して見るのは違うのかな?

11. 枠の特性

それと、ミニシリーズとは少し毛色も違うドラマだと思う。
このMBCの週末ドラマ枠はミニシリーズに近い脚本や演出とされますが、かくれんぼはマクチャン評価ですからね。
週末の連続ドラマは中高年向けの作品というイメージが強いですが、今作も一般的なミニシリーズよりはクオリティが落ちると思っても良いのかもしれません。

総評

視聴率の安定とマクチャン要素の交錯が印象的なドラマです。
イ・ユリの演技が光る一方で、展開の苦しさが評価を分けた感じですね。
OSTの魅力も加わり、ファン層には受け入れられた作品でしょう。

かくれんぼのOSTまとめ

Beige「흔적」

ソ・イニョン,イゴン「Someday」

KLANG「You Are」

ソ・ジェイ「그댈 원하고 있죠」

イ・ユリ「널 위해 살겠다」

イ・ギチャン「그대만을」