概要
21年にKBSで放送された韓国ドラマ「王女ピョンガン」です。
主演にキム・ソヒョン、ナ・イヌ、イ・ジフン、チェ・ユファ。
高句麗時代を舞台にしたロマンス時代劇で、視聴率や評価が話題になりました。
主演交代の騒動を乗り越え、完成度の高い作品として記憶に残っています。
【BS日テレ】#キム・ソヒョン、#ナ・イヌ 韓国時代劇「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」11月7日(木)夕方5時より放送!韓国放送大賞やKBS演技大賞など数々の賞を多数受賞!韓国でも大ヒットした超話題作!#王女ピョンガン月が浮かぶ#キムソヒョン#ナイヌhttps://t.co/zpjYc1Aftj
— Korepoコレポ (@Kkorepo) November 6, 2024
王女ピョンガンの視聴率は?
1. 前作の流れと初回スタート
前作「暗行御史」が視聴率14%を記録するなどヒット作に。
長い長い低迷期を終えて良い流れが来ていたKBS月火ドラマです。
王女ピョンガンも初回視聴率は6.5%から9.4%という高水準でスタート。
2話では9.7%に達し、早い段階で勢いを見せました。
2. 最高視聴率の記録
4話で早くも視聴率10.0%を記録しましたが・・・。
残念ながらこれが自己最高視聴率です。
初回から安定した数字をキープした点が印象的でした。
3. 中盤の推移
その後は8~9%台と視聴率は良くも悪くも安定。
競合ドラマの早期終了もあって、月火枠で1位を維持し続けました。
視聴者の反応を見ると、この安定感が評価されていたようです。
4. 最終回の数字
最終回も8.3%と反発はありませんでした。
全体平均で7.8%と、同枠ドラマとしては悪くない数字です。
多世代の視聴者が楽しめた点が数字に表れたのでしょう。
5. 全体の視聴率評価
決して悪い視聴率ではないですし、興行的にも成功と言っていいドラマです。
ただ視聴率が伸び悩んでしまったのは残念ですね。
主演交代の影響を最小限に抑えた制作陣の努力が光ります。
王女ピョンガンの主演交代劇
6. 騒動の始まり
王女ピョンガンといえば、何と言ってもキャストや制作陣の頑張りが話題になったドラマです。
というのも元々、男主人公はジスが担当していたのですが、当時韓国で大騒ぎになっていた有名人の学生時代のいじめ告発騒動があり・・・。
3月2日に暴露記事が投稿され、翌日さらに追加されました。
7. 告発の影響
嘘も含めてたくさんの有名人が告発されたのですが、その中で最も騒ぎになったのがおそらくジスです。
リアルタイムで放送されていたドラマの主演ということもあるし、嘘か誠か告発の内容もひどいものでしたからね。
視聴者から降板請願が6000人以上集まる事態になりました。
8. 降板の決定
結果、6話終了時点でジスの降板が決まり9話からナ・イヌが代わりに男主人公を務めることになったのですが。
ジスはインスタで謝罪文を投稿し、制作陣は撮影をキャンセルして議論を進めました。
3月5日に正式に降板が発表され、ナ・イヌがオファーを受けました。
9. 再撮影の対応
大急ぎで撮影と編集を済ませて、7話からナ・イヌが登場。
当初7、8話はジスの出演シーンをできるだけ削って放送する予定だったのですが、ナ・イヌで再撮影を済ませストーリー上の穴も感じさせず、
その後も、1度も放送休止を挟まずに最終回まで走り続けたのは凄かったですね。
1話から全面再撮影し、VODも更新された点が視聴者を安心させました。
10. 日本版の違い
ちなみに1話からナ・イヌで再撮影を済ませているので、日本での放送は1話からナ・イヌが登場しますね。
これでスムーズに楽しめるはずです。
制作会社の損害賠償訴訟も話題になりましたが、作品自体は無事に完走しました。
王女ピョンガンの評価は?
11. 騒動を乗り越えた評価
王女ピョンガンは主演交代劇のイメージがあまりにも強いドラマです。
大きなスキャンダルに巻き込まれながらも人気ドラマとして数字を残したのは、ほかのキャストや脚本の力があったからこそ。
国際エミー賞に出品されるほど認められました。
12. ナ・イヌの演技
ナ・イヌは主演交代の影響を感じさせないほど、自分のキャラを確立したとされます。
最初からナ・イヌが良かったと言われるぐらいなので、日本版で最初からナ・イヌが見られることは好要素になりますね。
彼の演技力が騒動をポジティブに変えたようです。
13. 受賞歴の輝き
21年の韓国放送大賞では、主演のキム・ソヒョンが人気賞と女優演技賞の二冠。
ドラマ自体も作品賞を受賞するなど、評価の高いドラマになりました。
ちなみに韓国放送大賞の作品賞というのは20年に「椿の花咲く頃」、19年に「熱血司祭」、18年に「サム、マイウェイ」と言ったヒット作が名を連ねています。
14. 話題性のバランス
王女ピョンガンは主演交代劇の話題性があまりに強く、上記の大ヒットドラマに比べると作品の話題が薄かったイメージですけど。
改めて作品性が高く評価されたドラマだと感じさせる。
OSTもパートごとに魅力的な曲が揃い、ファンから好評でした。
15. 脚本家の功績
大物脚本家ハン・ジフンにとっても「犬とオオカミの時間」以来、久しぶりに良い評価を得たドラマになりますね。
これまでの作品は竜頭蛇尾に終わることも多かったようですが、今作は問題なく終えたようです。
安定した展開が視聴者を引きつけた要因です。
16. キャストのケミ
キム・ソヒョンとナ・イヌのケミも良いとされます。
ロマンスシーンが成熟し、没入感を高めたという声が多かったです。
時代劇の要素と相まって、魅力的に映ったようです。
総評
なんにしても韓国でも完成度の高いドラマとされているので、時代劇が好きな人は見てみるのも良さそうなドラマですね。
視聴率の安定と主演交代の波乱、評価の交錯が印象的です。
OSTの魅力も加わり、多様な層に受け入れられた作品です。
これからもこうした時代劇の進化を見守っていきたいところです。
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王女ピョンガンのOSTまとめ
lilli lilli「You are my destiny」
カン・テグァン「Tears Of The Moon」
ZIA「I become love to you」
アン・イェウン「Against The Wind」
ナ・ユングォン「This is my way」
ポング「When i close my eyes」





