御史とジョイ 視聴率と評価にOSTまとめ徹底レビュー!テギョン主演のコメディ史劇の魅力
概要

21年にtvNで放送された韓国ドラマ「御史とジョイ」です。
主演にテギョン、キム・ヘユン。

テギョンは2度目、キム・ヘユンは初の史劇になります。
キム・ヘユンは「偶然見つけたハル」で史劇の演技も少しやったようですが、史劇ドラマは初出演。(似合っている)

御史とジョイの視聴率は?

1. 前作の流れ

前作が最終回で5.7%を記録したヒット作の「ハイクラス」です。
視聴者層が被るのかはわかりませんが、とりあえず良い流れは来ていましたね。
この勢いが少しでも引き継がれれば今作も期待できたはずです。

2. 初回の高スタート

「御史とジョイ」は初回4.96%と実質5%の高視聴率でスタートしました。
首都圏では5.8%に達したというデータもあり、滑り出しは上々でした。
視聴者の反応を見ると、初回の明るいテンポが好印象だったようです。

3. 最高視聴率のピーク

しかし3話の5.25%というのが自己最高視聴率。
首都圏で6.1%を記録した回で、ここが頂点だったようです。
序盤のコメディ要素が視聴者を引きつけた要因かもしれません。

4. 中盤の推移

その後、視聴率は徐々に落ち着き、11話以降は3%台が続きました。
全体平均で4.2%前後というところです。
ケーブルドラマとしてはまずまずの数字ですが、下降傾向は気になります。

5. 最終回の数字

終盤14話で自己最低視聴率の3.23%で最終回も3.79%に終わりました。
ケーブルテレビのtvN平日ドラマで3%を切らなかったので悪い視聴率ではないのですが・・・。
そうはいっても11話以降は3%台に落ち着くなど、明らかに視聴率が落ちたのはマイナスですね。

御史とジョイの評価は?

6. 史劇のトレンド

21年は史劇の年と言えるぐらい韓国ドラマは史劇が多く制作されました。
ジャンルとしてはコメディ系でもありますが、ロマンス色が強いドラマになるようですね。
テギョン演じる食いしん坊の暗行御史と、キム・ヘユン演じる離婚女性のコンビが中心です。

7. 明るさの二面性

明るいキャラクターのドラマと言えばそうなのですが、明るいだけで幼稚との声もあったドラマになるようです。
悪役が簡単に秘密を漏らしたりする展開が子供っぽいと指摘されています。
そこらへんは好き嫌いが分かれた作品になるわけですが、実際に視聴率は落ちていますからね・・・。

8. 期待とのギャップ

視聴者が期待していたのとは違うドラマだった可能性はあります。
ちなみにティーザーの段階ではコメディ史劇という感じなんですよね。
実際にはロマンス色が強い作品だったということですから、コメディを期待していた人が離れた可能性はあるのかも。

9. 日本向けの魅力

日本ではロマンス推しの告知がされるので、ロマンス目当てで見る人も多いだろうしその辺は大丈夫でしょう。
キャストのケミもテギョンとキム・ヘユンのコンビが魅力的に映ったという声があります。
サポートキャストの存在感も全体を支えていたようです。

10. 考証のポイント

ちなみに韓国で時代劇ドラマといえば、考証エラーで評価を下げることが多いですけど。
今作はテギョンが料理大好きなキャラを演じるということで。
食べ物に関する考証がしっかりとしていると言われています。(料理のシーンは少ないようですが・・・)

11. 歴史的詳細の価値

時代劇ドラマが好きな人にとっては、事実に基づいている設定は嬉しいところなのではないでしょうか。
例えば、女性の離婚習俗や階級制度の描写が細かく、物語に深みを加えていたようです。
全体として、予算の制約を感じさせない工夫が評価されています。

総評

「御史とジョイ」は史劇にしては珍しく視聴率が物足りないことになってしまいましたが、ジャンルやキャストが好きなら見てみるのも良さそうなドラマですね。
視聴率の下降と評価の分かれ目が交錯しています。
コメディとロマンスのバランスがどう映るか、個人の好み次第なところです。

御史とジョイのOSTまとめ

sEODo「Let’s Get It」

キム・サウォル「At the End of My Day」

ヒョジン(ONF)「Need Your Heart」